ko31 
こちらは「フリーランス Advent Calendar 2017」の11日目のエントリとなります。
十数年に渡る会社勤めを辞め、フリーランスになってから約半年。おかげ様で今のところ周囲の方に支えられながら何とかやっております。
フリーランスが仕事を得るために大事な人脈作りについて、これまでを振り返ってみて自分が気を付けていたことをちょっと書いてみます。
地道で確かな人脈作り
自分は決して社交的でもないしコミュニケーション能力に長けている人間でもありませんが、人と接する際いかに相手に居心地良く過ごしてもらえるかという点には常に気を配るようにしてきました。
例えば、お客様であれば相手が気軽に質問や相談などできる関係を築けるように、開発チーム内であればリラックスした雰囲気作りや仕事の中にも遊び心要素を盛り込みながら和やかに仕事ができるように、といった感じです。
元々揉め事が嫌いな性格もあって自然とそういう行動を取っていた側面もありますが、それなりの規模の開発チームを率いる経験をした頃にチームビルディングやマネジメントの本も興味を持って読むようになってからは、より一層意識してそういった空気作りには気を付けるようになりました。
そういった行動を地道に続けてきた影響があってか、会社員として働いていながらもお客様や知人から直接仕事をお願いされたり、うちで一緒に働かないかと誘われる機会も段々と増えました。
客観的に見て人より抜きん出た能力や特別光るセンスといったものはさほど持ち合わせていませんが、仕事を頼みやすかったり一緒に仕事をしたいと思ってもらえるような雰囲気が、いつしか自分の強みの一つになっていたように思っています。
結果的に独立してからここ半年間の仕事の大方は、おかげ様でこれまで在籍した会社やそこで出会った知人の方々から頂いている案件です。
こと人脈作りと言うと、意識の高い人たちが集まる何とか交流会で名刺交換し合ったり、SNS で情報発信をしたりガンガン繋がりを増やしたりといったイメージがぱっと浮かびますが、自分の身近なところにいる人たちと日頃から確かな信頼関係を築くことも、それに負けないほど大事なことではないかなと思います。
おわりに
一人で仕事をしていけるのは特別な才能を持つ限られた人たちだと想像していた頃が私にもありましたが、実際には自分のようなごく普通の人間でもやり方次第で何とかやっていける、まだ半年ではありますがそんな手応えを掴みつつあるこの頃です。
フリーランスを目指す人の中には何を強みにしていけばいいのか模索している方もいるかもしれませんが、もしかしたら意外と身近なところに自分だけの武器が落ちているかもしれません。
