初めてスタンディングデスクを導入して半年間使ってみた感想

今年、新型コロナウイルスの影響で在宅作業を続けるようになってから、日常の仕事環境にも色々と変化がありましたが、スタンディングデスクを使い始めてみたのもその一つです。

使い始めてから半年くらい経ったので、その感想をまとめてみます。

導入した背景

子どもの学校で臨時休校が始まった3月頃を境に、それまで自宅とシェアオフィスを行き来していた生活が、本格的な在宅作業に切り替わりました。

それから1〜2ヶ月くらい経った頃、今まであまりなかった腰の痛みを感じることが増えてきたんですよね。

今までより座ってる時間が増えた&加齢が原因だろうとは思いつつも、始めはさほど気にしてなかったんですが、だんだん痛む回数が増えてくると、もしこれが常態化してデスクワークに支障をきたす身体にでもなったら大変だな・・・という不安が湧いてきて、ぼちぼち何か試してみた方がいいのではと思い始めます。

その流れで、本棚に積ん読されていた「ヘルシープログラマ」を手に取ってみたところ、この本曰く、そもそも体にとって座ること自体が良くないこと(!)なので、それを減らす工夫が必要なのだ、という指摘がありました。それを見て、ああ、なるほどなあと。

ヘルシープログラマ

スタンディングデスクのことは前から一度使ってみたいと思っていたし、また「ヘルシープログラマ」でも座り続けないことの改善策の一つとして紹介されていたこともあって、じゃこれを機会に試してみよう、となったわけです。

購入したスタンディングデスク

こちらのスタンディングデスクを Amazon で購入しました。

初めて試してみることもあって、本格的なデスク一体型ではなく、既存のデスクに載せて使えるお手頃タイプのものを選択。

以下の写真が、実際の物です。

本体サイズは 89.1cm x 55.8cm あります。昔 IKEA で買った 120cm x 60cm のテーブルの上に載せるとこんな雰囲気で、想像していたよりも大きいなというのが第一印象でした。

テーブルの上に載せた様子

本体の右脇には、作業台を昇降させるためのレバーが付いてます。

作業台を昇降させるレバー

昇降はガス圧式になっていて、好きな高さにサッと調節できるのがなかなか便利です。(調整可能な高さは 12.5cm〜51cm

ちなみに、上げ下げする操作は、うちの子どもでもできてしまうくらいあまり力が要りませんでした。

一番下げた時
一番上げた時

天板にノートPCとディスプレイ、キーボード台にマウスとキーボードを設置した様子です。

ノートPC、モニタ、キーボード、マウスを載せた状態

Macbook Pro 13インチとモニタ P2720DC を並べると結構ギュウギュウな感じにはなりますが、安定はしていて特に問題ありません。(なお、耐荷重は15kgまで)

実際に利用する時は、こんな感じに高さを調節して作業してます。

スタンディングデスクで作業

ちょっと気になった点として、手前のキーボード台があまり頑丈そうではなく(耐荷重は5kg)、キーボード入力をしていて、ふと腕を台にもたせかけると「バキッ」と嫌な音(壊れたわけではない)がしてドキッとします。

くれぐれも体ごと寄っかかったりするようなことはしない方が良さそうです。

その点以外の機能については概ね満足で、1万円そこそこでこれだけのスタンディングデスク環境が作れてしまうのは、なかなかコストパフォーマンスがいいなと思いました。

使ってみた感想

実際に半年くらい使ってみて、良い面・悪い面とも感じたことを挙げてみます。

気分転換になる

気軽に上げたり下げたり調節できるので、良い気分転換になります。

ちょっと気分を変えたいなーていう時に椅子からスタンディングに切り替えたり、眠気覚ましにスタンディングで作業したり、その場でサクッとできるのが魅力です。

腰が痛くなくなった

最近、ふと気付いたら腰の痛みを感じることがほとんどなくなっていました。

座っている時間が前より減ったことで、もしかして腰への負担も改善されたんでしょうか?

エビデンスがあるわけじゃないので、必ずしもスタンディングデスク効果だとは断言できませんが・・・。

足が痛くなる

長時間スタンディング作業を続けてると、ただ立っているだけなのにこんなに足に負担かかるの?とびっくりするほど足が痛くなってきます

余談ですが、学生の頃工事現場で警備員のバイトを5年間してたことがありまして、ひたすら立ち続ける耐性は人より鍛えられてる方だと思ってるんですが、そういう人間からしても結構きついです(笑)

後述のグッズを併用するなど、足の負担を軽減することも必須になります。

すごく疲れる

足が痛くなることにも関連しますが、立ってるだけでそこそこ運動になっているせいか結構疲れるんです。

何時間もスタンディング作業した場合、夕方頃には体全身が疲労感に包まれ、夜にもなるともう眠くて起きてられない・・・、というくらいには疲労します。

普段デスクワークばっかりで運動不足もいいとこなので、これが少しでも運動の効果があるようなら願ったりというところです。

スタンディングデスクと併用しているグッズ

前述したように、スタンディング作業で一番困るのは、とにかく足が痛くなってくること。

それを少しでも軽減できるように、いくつかのグッズを併用しています。

スリッパ

家の中では基本裸足で過ごすんですが、それが足の負担になっている気がしたので、クッション性のあるスリッパを買いました。

これはユニクロで買った、少し底に厚みがあるタイプのスリッパです。ふかふかして裸足でいるより足には優しい感じがします。

バランスボード

Amazon で買ったバランスボードです。

ただ立っている時って、気が付くと片足に体重をかけていたり、姿勢が悪くなったりしてしまうんですが、バランスボードに乗れば自然とバランス良い状態で立っていられるので、結果的に足への負担も軽くなるような気がしてます。

ただ、ずっと乗ってると汗がにじんでくるほどそこそこハードなので、使いたい気分の時だけたまに投入しています。

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マッサージボール

今のところ、一番気に入っていてよく使っているのがこのマッサージボール

これを床に置いて、作業しながら足の裏でゴロゴロ転がします。

ただ立っているより常時足を動かしてる方が足も楽な感じがするし、何より足ツボが刺激されて気持ちいいのでオススメです。

その他のお楽しみ

スタンディングディスクで作業しながら、手打ちうどんを作ることもできます。コシがあって美味しかったです👍

おわりに

現状では、導入する一番始めのきっかけであった腰の痛みが軽減されたことで、ひとまずはスタンディングデスク使ってみて良かったなと思ってます。

できれば今後、スタンディングデスクを使う・使わないで身体にどういう差異が出るのか、何かしら目に見える効果測定をしてみたいものです。

ただ、そういう場合の具体的な策については「ヘルシープログラマ」にも見かけなかったので、何か良い方法があれば知りたいです。(教えてください!)

この記事を書いた人

ko31

岩手県出身、群馬県在住のフリーランスWeb系エンジニアです。
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