私事ですが、去る4月をもちまして5年余り勤めた会社を退職し、この5月からまた新しい職場で働き始めました。
退職にあたっては、会社の同僚はもちろん、これまで仕事を通じて知り合った方々やお世話になったお客様に、励ましの言葉で快く送り出してもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです。また新しい環境で、周りの人に良い影響、成果を届けられるよう頑張りたいと思います。
さて、「転職する」と聞くと、皆さんはどういうイメージを抱くでしょうか。決して良い印象ではなく、会社相手や人間関係で揉めて辞める、待遇が悪いから辞める、仕事がつまらないから辞める、といったマイナスイメージが強くないでしょうか。
でも、今回自分が実感したのは転職活動を通して得られたプラスの効果でした。
転職によって人の繋がりが広がる
そのプラスの効果は、「転職によって人の繋がりが広がる」ということです。
転職する側(自分)からすると、
- 退職する会社の仕事仲間
- 仕事を通じて知り合った他社の仕事仲間
- 仕事を通じて知り合ったお客様
といったこれまで得た人脈に加えて、
- 転職先の仕事仲間
という新たな繋がりが増えます。
この他にも、転職を機にしばらく連絡を取っていなかった知人に挨拶をして、親交が再開するというケースも考えられるでしょう。
逆に、退職した会社側からしても、転職した人(自分)を通じて新たな付き合いが開拓される可能性が生まれます。
もしもこの連鎖が退職した人の数だけ発生すれば・・・人の繋がりというネットワークは大きく拡大していくことでしょう。
もちろん現実的には想像しているような大きな動きはなかなか起きません。ただ、こうなるイメージを意識して行動するかどうかで、当人のその先の環境が少なからず変わってくると思います。自分はそう考えて行動しました。
まとめ
転職をすることは精神的なエネルギーもいるし、仲間と離れることや引き継ぎで周囲に負担をかけることなど心苦しいこともあります。また転職先で期待する仕事ができるかの保障だってありません。
そんなリスクも抱えながら思い切って動くのが転職。せっかくならば少しでも大きな成果を得られるように、また一人でも多くの人に嬉しい要素を与えられるような行動を取りたいものです。
photo credit: Brett Kiger via photopin cc