突然ですが、みなさん自分の生き方が何ターンかって知ってますか?
何で急にそんなことを思ったかというと、たまたまこんなエントリを見かけたのがきっかけなのですが、
そういえば都内から群馬に引っ越してくる時に、一度だけ大手転職エージェントを利用したことがあったなぁ〜と思い出しまして(紹介されるグンマーのIT関連があまりに派遣系ばかりで全く使えませんでしたが)、その流れでふとそういえば自分って何ターン組?とか気になったわけです。
ちなみに自分の経歴としては、岩手生まれ → 就職で都内に移住 → 転職して群馬に移住(現在)というのが大まかな流れとなります。
Uターンとは
Uターン現象(ユーターンげんしょう)とは、人口還流現象のひとつで、地方から都市部へ移住した者が再び地方の生まれ故郷に戻る現象。人の流れを地図上に見立ててアルファベットのUの字を描くような移動のためにこう呼ばれる。
Uターン現象 – Wikipedia
これは一番馴染みがある言葉ですね。Uの字のように行って戻ってくると考えると分かりやすいです。
例)岩手の出身 → 東京に就職で移住 → 岩手に再就職で移住
Iターンとは
Iターン現象(アイターンげんしょう)とは、人口還流現象のひとつ。出身地とは別の地方に移り住む、特に都市部から田舎に移り住むことを指す。
Iターン現象 – Wikipedia
Uターンにならって「ターン」という名前は付いてますが、あくまで出身地から別の地方に移住する一方向だけの動きのこと。また、単に別の地方に移るというよりは、都会出身者が生活環境面やビジネスの機会に魅力を感じて地方に移りこむというニュアンスがあるようです。
例)東京の出身 → 群馬に就職で移住
Jターンとは
Jターン現象(ジェイターンげんしょう)とは、人口還流現象のひとつで、地方から大都市へ移住した者が、生まれ故郷の近くの(元の移住先よりも)規模の小さい地方大都市圏や、中規模な都市に戻り定住する現象。この意味で「Jターン」を使う用法は英語にはなく、和製英語の一種。
Jターン現象 – Wikipedia
戻り先が故郷の近くという条件を含む場合もあるようですが、どうやら自分はJターンのケースに当たると考えて良さそうです。今までJターンていう言葉自体よく知りませんでしたが・・・。
例)岩手の出身 → 東京に就職で移住 → 群馬に再就職で移住
その他のターン
「◯ターン」の意味を調べていたら、他にも色々な言葉が存在するんですね。いくつか紹介してみます。
UJIターン現象
UJIターン現象(ユージェイアイターンげんしょう)は、以下の3つの人口還流現象の総称。
UJIターン現象 – Wikipedia
「Uターン」「Jターン」「Iターン」の3つの現象を総称して「UJIターン現象」とも言うそうです。
今さらですが、そもそもこういった移住に関わる現象のことを「人口還流現象」って言うことも勉強になりますね。
Vターン
Vターンとは、地元から都会に進学や就職したあとに、生まれ育った地元ではない土地で働くことである。すでに世間的に認知されている、都会から地元へ帰って働くUターンが元となって生まれた言葉だ。
Vターン 【瓦版】|ワークスタイル用語集
生まれ故郷の地方 → 都会 → 生まれ故郷でない地方、という移住の流れなのでこれはJターンと似たパターンですね。
Oターン
一度Uターン就職した若者が、田舎暮らしの刺激のなさや保守性などに嫌気がさして、再び大都市に戻って就職する風潮。
Oターン(オーターン)とは – コトバンク
刺激や生活環境とかもそうですが、仕事が少ないからやっぱり都内へ・・・というケースが多そう。特に群馬辺りだと、なまじ東京と距離が近いのでそういう形を取りやすかったりもしますし。
Cターン
CターンのCは、Childの頭文字です。震災以降、子どもの健康を守るために、それまでまったく縁のなかった土地での暮らしを選択する人が増えました。移住の動機として「子育て」は以前から大きな要素のひとつでしたが、今、Cターン希望者を支援することが、移住促進の取り組みにおいて必須となるべき時代を迎えています。
映画「Cターン」公式サイト
上記の引用は健康面での意味合いが強いですが、より自然に恵まれた土地といった環境面、進学先等の教育面等、何かしら「子育て」がキーワードがなっているケースは全て当てはまるんだろうと思います。
Nターン、Sターン、Xターン
下記ページでは、多様なライフスタイルによる移住の形として、Nターン、Sターン、Xターンといった新しい用語も提案されています。PCとネットさえあればどこでも生きていけるXターンとか面白いですよね。
まとめ
言葉の意味を調べるところから始まって、あらためて色々な働き方があるもんだなあと参考になりました。
まあ近年は特にインターネットの普及や災害対応等社会の変化等もあって、リモートワーク、テレワーク、時短勤務・・・など新しい働き方を模索するような動きがどんどん出てきています。今後もそういった流れは加速していくような気がしますね。