今年から群馬で CoderDojo 前橋 が立ち上がったということで、小学生の子を持つ親として前からずっと気にはなっていたんですが、夏休みに合わせてプログラミング体験会が開かれるということでこの機会に!と5年生の息子を連れて参加してきました。
プログラミング体験会レポート
この日はいくつかのセッションのうち希望するものを選んで参加する形だったんですが、うちは「Mincraft 開発者のお話」と「Minecraft Hour of Code」の2つ参加してきました。
Mincraft 開発者のお話
ゲストとして鵜飼 佑さんが来られて、プログラミングや Mincraft の活動についての話をしてくれました。
仕事に遊びにと若き才能が全方位にほとばしってるような方で、プログラミングに関する話はもちろん、こんな楽しい生き方もあるんだよ!というワクワク感を子どもたちに教えてくれた気がします。
有名人のサインをコレクションしている息子は、見事帰り際に鵜飼さんのサインもゲットしてきました(笑)
本日の CoderDojo で息子がゲットした鵜飼さんのサイン。クリーパー付き。 pic.twitter.com/RvEnayALZq
— Ko Takagi (@ko31) 2017年7月30日
Minecraft Hour of Code
続いてプログラミングの演習です。
この日使った教材は、先の鵜飼さんも開発に携わっていたという「Minecraft Hour of Code」。
Minecraft の世界をベースにしたブラウザアプリで、プログラミングの知識が無い人でも1時間程度で雰囲気を体験できるものになっています。
Minecraft Hour of Code は、順々に出される課題をプログラミングでクリアしていくという流れになっているのですが、課題の難易度もほどほどですし、登場キャラを操作するために「まえにすすむ」「ひだりにまがる」「くりかえす」といった命令ブロックが用意されていて、それを組み合わせてプログラミングしていくという形になっていたので(Scratch をやったことがある方はあのイメージ)、始めて触るうちの子でもスムーズに入れていたようです。
最近プログラミング学習というとまず Scratch から始まる話が多い気がしますが、Minecraft Hour of Code を見ていると、全くの子どもが初めて触れるツールとしては次のような理由でこちらの方が適してるかもなーと感じました。
- いかにもゲームっぽい見た目が子どもの興味を惹く
- マス目の概念があるのが初心者には分かりやすい(「まえにすすむ」を命令すると1マス進むとか)
- 対話方式で進むので教える側が楽
というわけで、とても楽しいあっという間の一時間でした。
まとめ
行く前はそれほど乗り気でなかった息子が、とても楽しそうに過ごしていたのがこの日一番の収穫でした。
自分がそういう仕事をしていることもあって子どもがプログラミングに興味を持ってくれたら嬉しいなあ・・・とは思いつつ、なかなか興味を惹くような教え方がうまくできないことにモヤモヤしてたんですが、もしかしたらこういう場を利用することであっさり子どもが興味を持つきっかけになるのかもしれません。
CoderDojo 前橋は毎月開かれているそうですので、(子どもたちが行きたいと言えば)またぜひ参加させてもらいたいと思います!