先日、LINE BOT API Trial Account が追加募集を開始したとのニュースが公開されていました。
これと合わせて API の機能アップデートも続々と行われているようですので、その変更点をざっとまとめてみます。
友だち登録可能数上限が50名→5,000名に拡張可能
これまでは最大50人までしか友だち登録できなかったのが、申請することで最大5,000名まで登録可能になるそうです。
また、審査を通ったアカウントは ID 検索による友だち追加にも対応するようで、これでかなりビジネスレベルを意識したテスト運用も可能になりそうです。
Twitterアカウントでデベロッパー向け情報配信
デベロッパー向け情報などを配信する LINE 公式の Twitter アカウント @LINE_DEV が新設されたようです。
LINEのエンジニア向けの情報などをご案内する公式アカウントです。沢山の方に有益な情報をお届けしたいと思います、是非フォローしてくださいね。 #はじめてのツイート
— LINE_DEV (@LINE_DEV) 2016年4月22日
まだ配信されている情報はあまり多くないようですが、とりあえず自分もフォローしておきました。
対応するSSL認証局の追加
callback URL に使える SSL 認証局が追加されたそうです。対応する SSL 認証局のリストは下記の API ドキュメントから見られます。
LINE Developers – BOT API – Getting started with BOT API Trial
今まで使えなかった Let’s Encrypt もいよいよ対応されたようです。これは嬉しいですね。
先日試しに作った LINE BOT API の「画像検索ボットくん」を、さっそく Let’s Encrypt で動かしてみました。
LINE BOT API が Let' Encrypt でも動くようになった。 pic.twitter.com/q2bpGpHiEl
— Ko Takagi (@ko31) 2016年4月27日
専用SDKの公開
色々な言語に対応した専用 SDK が GitHub で続々公開されているようです。
今のところ確認できたものとしては Ruby、PHP、Go、Perl、Java がありました。
SDK が充実してくることで BOT 開発に参入する敷居もぐっと下がってきそうですね。
終わりに
というわけで、機能も徐々に充実してきて LINE BOT API はこれからますます楽しみなプラットフォームになりそう。
Facebook の Messenger API も先日公開されて、この界隈が盛り上がること必至という感じですね。
なお、今回のTrial Account 追加募集は最大1万アカウント程度までを想定しているようです。気になる方はとりあえずお早めに登録してみてはいかがでしょうか。