今使っている MacBook Pro は MB990J/A という型番でして、もう5年以上前に買ったものです。
それがここ最近、動作が全体的にもっさりと反応悪かったり、ディスク容量の残りは逼迫、バッテリーの持ちも落ちてきて、もう十二分に働いてはくれたし買い替えどきだろうなぁ・・・と考えていました。
ただ、これまで頑張ってくれたこの子にもう一花咲かせたい!という思いとこれはちょうど良いチューニングの機会だろうということで、この度 HDD の SSD 交換、バッテリー交換を試してみました。
購入したパーツ
今回の SSD、バッテリー交換にともなって買った物は以下の通りです。
SSD
交換前の HDD 容量が160GBなのでそれより大きい容量として240GB、あとは名前でIntel製をセレクト。
2.5インチ HDDケース
元の HDD から SSD にデータをコピーするときに使いました。ガチャっと HDD 取り付ければすぐ使えてしまう、お手頃な HDD ケースです。
トルクスドライバー
HDD が取り付けられているビスを外すのに使いました。先が六角形のような形になってるドライバーです。
バッテリー
交換用のバッテリーです。Genius Bar で交換してもらうと1万円以上はするらしいですが、まあ比較してそこまで圧倒的に安いわけでもないので、どちらを選択するかはお好みですね。
特殊精密ドライバー Y型
バッテリーはY字型の特殊なビスで取り付けられているので、それを外すのに使いました。
交換作業の様子
すいません。あまり詳しく記録してなかったもので、ハイライトで振り返りたいと思いますw
まず、こちらが背面のパネルを外した様子。元の HDD は TOSHIBA でした。
次に HDD を交換したところ。ようこそ SSD。
そして、バッテリーを交換し終わったところ。今までどうもありがとう。
なお、HDD 内のデータ移行について、今回はディスクユーティリティのシステム復元機能を使いました。本当はきれいさっぱりクリーンインストールし直したいところでしたが、じっくり初期環境を構築している余裕も無かったので無難な方法で・・・。
システム復元は、ざっと次のような手順でした。
- 元の HDD を HDD ケースに入れて Mac に繋いでおく。
- Mac を option キー押しながら起動。
- 「復旧 xxx」という名称の起動ディスクを選択。
- 「OS X ユーティリティ」が起動したら、「ディスクユーティリティ」を選択。
- SSD のドライブを選択して初期化(フォーマット)する。
- 「復元」タブを開く。
- 「ソース」に元の HDD、「復元先」に SSD をドラッグ&ドロップで選択して、「復元」を実行。
最後はしばらく放置していたので正確ではありませんが、2時間程度で復元は完了していたようです。
感想
さて、「圧倒的に早くなった!」「生まれ変わったよう!」「何でもっと早くやらなかったんだ!」などと、ネット上で SSD 交換後の絶賛コメントを目にすることが多かったので、かなりワクワクしていたんですが、いざ使ってみたところ「ん、前よりは気持ち動作が早くなったかな?」と微妙な感触止まりw
そこで、ソフトウェア的な作業も何か必要かと思い、次のようなメンテナンスを行いました。
- ディスクのアクセス権を修復
- セーフブートで OS 起動してキャッシュ削除
ここまで試した段階で今度はより成果が出たようで、OS起動、ディレクトリやファイルアクセス、アプリ起動など、体感で分かるくらいに処理が改善されました。同じような状態の方は、一度試されると良いかもですね。
※具体的なメンテナンス方法は、この辺りのサイトなどを参考にしてみてください。
というわけで思い切ってパーツ交換をしてみましたが、それなりの効果が得られて良かったです。この MacBook Pro も、あと数ヶ月〜1年くらいは現役プレーヤーとして活躍してくれるかな?