クラウドファンディングサービス「FAAVO」の群馬版である「FAAVO群馬」が、先日オープンしました。
FAAVO 群馬って?
クラウドファンディングというと、海外では Kickstarter、国内では CAMPFIRE や READYFOR? など、他にも有名なサービスが多く存在します。
FAAVO はそんなサービスの一つですが、中でも「出身地と出身者をつなぐ」ことをコンセプトに、地域特化型のクラウドファンディングとして展開されていることが大きな特徴のようです。
登録されているプロジェクトは “地域を盛り上げるプロジェクト” というキーワードで括られるものだけ。これらのプロジェクトを通じて、地元を盛り上げようとチャレンジしている方と地元に何か貢献したいと思っている全国各地の出身者の方が、地域への思いを共有しながら繋がっていく。FAAVO はそんなプラットホームというわけですね。
思えば、自分も出身地の岩手を離れてからはや十数年以上。でもいくら時間が経っても、どんなに場所が離れても心の根っこはやっぱり岩手県人なんですよね。岩手のことはいつも気になるし、震災を乗り越えて早く元気になって欲しいといつも思っています。
そんな自分のような立場の人間で、出身地のために何かしたいとは思っていても、一体どんな貢献ができるのか具体的な方法が分からない・・・。そんな方って少なくないんじゃないでしょうか。
FAAVO は、(プロジェクトの設定によりますが)500円、1,000円といったほんのお小遣い程度の支援も気軽に行える敷居の低さもあり、そんな方々の恰好な受け皿にもなり得ます。そういう点ではふるさと納税も似たようなコンセプトと言えますが、ユーザー登録してカード決済するだけという簡便さ、よりピンポイントで支援金の使途が分かる明快さ、という点では FAAVO が勝るかと。
ちなみに、FAAVO 群馬の運営は FAAVO 本体の株式会社サーチフィールドから委託を受けた NPO 法人高崎ネットワークですが、自分の勤め先も全面的に運営協力をさせて頂いています。経験の無い作業ばかりで運営の不手際も多かろうと思いますが、何でも気付いた点は遠慮無くガンガン意見を投げてあげるときっとみんな喜ぶと思いますw
第一弾プロジェクト「UNICUS(ウニクス)」
まず、FAAVO 群馬の第一弾として「UNICUS(ウニクス)」というプロジェクトが立ち上がっています。
障がい者目線のバリアフリー情報サイトを作ることを目指したプロジェクトですが、こういった活動の積み重ねが将来的に群馬のホスピタリティを高め、ひいては群馬への訪問者の増加に繋がっていくと想像すると、すごく価値がある取り組みですよね。
プロジェクトの内容に賛同できるのもありますが、たまたま関係者の方が知人でしたので、さっそくわずかながら支援をしてみました。本当にネットショッピング感覚で簡単に申し込みできちゃうんですね。
このプロジェクトが達成されるのはもちろん、せっかく群馬で立ち上がった新しいサービスが今後盛り上がっていけるといいですね。ぜひ注目していきたいと思います。