※この記事は、「お子さん、どんな本読んでる? Advent Calendar 2015 – Adventar」の二日目になります。一日目の記事は @shokolateday さんの「おばけのアッチ | お子さん、どんな本読んでる? Advent Calendar 2015 | いきあたりばったり」でした。
前回このテーマのアドベントカレンダーに参加した時からもう2年。早いものですねえ・・・。
2年前のあの頃は、寝る前の読み聞かせタイムに幸せを感じる日々でした。しかし時が経ち、今のうちの子たちは本を読み聞かせられるのが鬱陶しいと言わんばかりにいっちょ前に成長、就寝前は各自が好きな本を片手に布団の上でゴロゴロするスタイルへとすっかり変わってしまいました(笑)
もうこの子たち相手に読み聞かせをすることも無いんだろうなあ・・・と思うと何だか寂しい気もしますが、これも子どもが大きくなっていく過程の一つなんでしょうね。
さて今回はいい機会なので、これまでの読み聞かせ生活を振り返って特に印象に残っている絵本を3つピックアップしてみることにしました。
ただし単に3つだとなかなか絞り切れないので、いつも読み聞かせをしていた「夜」にまつわる絵本としてみます。
「おつきさまこんばんは」
子どもたちが本当に小さかった頃、よく寝る前に読み聞かせていた本です。
夜空に浮かぶお月様のキラキラした明るさと、悲しそうな顔や嬉しそうな笑顔といった豊かな表情がとても印象的でした。
お話を読み終えた後、いないいないばあ!をするようなリズムで本の表裏の表紙(違う表情が描かれている)をクルッ!と引っくり返すと笑ってくれる、というのをよく定番でやっていた記憶があります。懐かしいなあ。
「すてきな三にんぐみ」
見た目のインパクト十分の三人組の大盗賊が活躍するお話。
いつも金目の物を奪ったり悪いことをしている盗賊たちが、ある女の子と出会ったのをきっかけにみなしごたちを救済する活動に転じていく、という全体で見ると何ともいいストーリーだったりしますが、我が家でのメインは何と言っても前半の悪事を働くシーンでした。
3人組のそれぞれの武器(道具)はラッパ銃、コショウのふきつけ、大まさかりの3点で、その登場ページが映画のワンシーンのようにカッコ良いのですが、オドロオドロしく読めば子どもたちはドキドキ、面白おかしく読めば子どもたちはケラケラ、いかに雰囲気を盛り上げるように読んであげられるか毎回パパの朗読力が試されるシーンでした。
なおこの本はとても面白いのですが、小さい子だと三人組にちょっと怖がってしまう可能性があるかも。その点はどうぞご注意ください。
「パパおつきさまとって」
最後は絵本の魔術師エリック・カール作品から一つ。
娘の願いを叶えるために、パパがものすごい仕掛けを用意して本気でお月様を取りに向かいます。えっ!まさか!?と思わされるその仕掛けのスケールの大きさに、きっと見た子どもたちもワクワクしてくれること請け合いです。
このお話はとにかく、パパが大仕事をバッチリ決めて娘を見事喜ばせてあげるところがとってもクールで大好きです!
終わりに
というわけで、今回はこれまでの思い出を振り返りながら、我が家でよく使っていた読み聞かせ本の紹介をさせて頂きました。
このアドベントカレンダーに参加したおかげで、何だかとても懐かしい気分に浸れました。ありがとうございました。
さて、「お子さん、どんな本読んでる? Advent Calendar 2015 – Adventar」は明日3日目です。残りのみなさんの記事も楽しみですね!