せっかく始めた将棋に残念ながら最近あまり励んでいないうちの息子ですが、今度は何かで知ったチェスをやってみたいと言い始めました。
興味を持ったものはできるだけやらせてあげたいし、自分もチェスのことはさっぱり知らなかったので、この機会に初心者本を買って一緒にチェスを覚えてみることにしました。
マンガでおぼえるチェス入門
子ども&入門ときたらまずマンガでしょ、というわけで真っ先に入手してみたのがこちら。
実はこの本、以前息子が将棋を始めるときにも使った「マンガ版将棋入門」と同じ藤井ひろしさんの作で、そのチェス版とも言える1冊です。
二人とも将棋は知っているので、まずチェスを始めるにあたっての最初のハードルは駒の名前と動き方を理解すること。それが親しみやすいイラストと説明のマンガ効果でスッと頭に入ってくるので、一度本を読んだだけで基本的な駒の知識は覚えられました。
特にポーンは進み方、相手の駒の取り方、アンパッサン、プロモーションなど特殊な動きを持つ駒で、おそらく大人でもルールを覚えるのはなかなかに厄介。でもそこにも丁寧に説明がなされていて(特にアンパッサンの箇所は秀逸)、うちの息子(小3)も何度かページを見返しながらもちゃんと理解できていたようです。
ところで、そんな本で学んだ知識をぶつけあう父対子の記念すべき初戦ですが、なんと序盤からいきなりお互いにキャスリングが飛び出すという超ハイレベル(?)な戦いに。中盤以降父側に(意図的な)悪手が連発したことで息子側が優勢な展開となり、そのまま押し切って見事初勝利を収めました。
局後に「あー楽しかった」という息子の言葉が聞けた時は、とにかく嬉しかったですねえ。。
まとめ
あくまで入門書で細かい戦術的な記述まではほとんど書かれてませんが、それでもこの本だけでゼロから始めた二人(しかも大人も子どもも)が、実際にこうして楽しくチェスを指せるまでになれました。
チェスに興味を持ったお子さんにどの本を見せればいい?、お子さんにチェスを教えてみたい、そんな方にまずとっかかりの一冊として「マンガでおぼえるチェス入門」とてもオススメですよ!
ちなみに父はその後こっそり下記の本を購入して、さらなるレベルアップを図ろうとしています。少しは子どもより強くならない教えたくても教えようがないですからね。将棋もろくに強くならないのにどうなることやらですが・・・。