先日からこのWordPressサイトのテーマを話題の「Stinger」に変更してみました。
これまで使っていたテーマ「designfolio」は、きれいなデザインで悪くなかったのですが、テンプレート構造が複雑だったり、プラグインの干渉が起きやすかったりとカスタマイズしようとするといろいろ使いにくい点が多いテーマでした。
Stinger はまだ変えて間もないですが、それでも評判通り使いやすいテーマだなーということを実感しています。
いいと感じた点をいくつか挙げてみます。
使用プラグインが減らせる
標準でかゆい所に手が届く機能がいくつも搭載されているので、プラグインの数を減らせます。
例えば自分の場合、ソーシャルブックマーク系プラグイン「WP Social Bookmarking Light」、スマホ表示プラグイン「WPtouch」、関連記事表示プラグイン「LinkWithin」といった辺りを停止し、テーマ標準機能を使うよう切り替えました。
テンプレートが分かりやすい
例えば、以前使っていた designfolio、WordPress3.6標準テーマの twentythirteen、Stinger それぞれのテーマディレクトリ内のファイル数を単純にカウントしてみると、こんな感じでした。
[shell]
$ find designfolio -type f| wc -l
213
$ find twentythirteen -type f | wc -l
59
$ find stinger20130827 -type f | wc -l
34
[/shell]
さらに .php ファイルに限ると、
[shell]
$ find designfolio -name "*.php" | wc -l
57
$ find twentythirteen -name "*.php" | wc -l
31
$ find stinger20130827 -name "*.php" | wc -l
15
[/shell]
と、やはり比較的ファイル数が少ない構成になっています。
ファイルが少ない分全体の見通しが良いのは確かですし、ソースを少し眺めたところテンプレートの入れ子構造が少なかったり、ソースのコメントも日本語で書かれており、分かりやすい作りを意識しているなーという印象を受けました。
アフィリエイト機能も使いやすい
Adsense や Amazon アフィリエイトを効果的な位置に貼り付けられるようなレイアウトが考慮されています。
公式マニュアルの手順通りにやれば設定も難しくありません。
公式マニュアルが用意されている
テーマの公式マニュアルが用意されていて、この手順通りに設定すればそれほど難しい操作も無く、一定のクオリティのサイトができてしまいます。
技術的なところで無駄につまづくことなく最低限見栄えを整えてくれ、あとはコンテンツの作成に注力できる。これってテーマの一つの理想形とも言える気がします。
まとめ
今のところ、巷でよく言われているSEO効果でアクセス◯倍!Adsense収入◯倍!とかいった効果はありませんが、先に言ったようなコンテンツ作りに集中できる環境に切り替えられたことが、自分にとってはとてもスッキリした感じです。
photo credit: Mykl Roventine: Out & About via photopin cc
2013/9/10
ファイル数のくだりに、.php ファイルの件数について追記しました。