当サイトのテーマをつい最近Stingerに変えたばかりだったのですが、とてもタイムリーなネタが日中入ってきました。
Stinger の標準レイアウトで Google Adsense を設置すると記事の下部に広告ユニットが2つ表示されるようになっていますが、スマートフォンの場合は1画面内に表示して良い Adsense は1つのみ、という Google Adsense のポリシーにそれが違反する可能性があるようです。
自分がブログから得ている広告収入なんてほんのスズメの涙ほどですが、それでも Google からレッドカード喰らうことは避けたい!ということで、 Adsense 表示の対策を取ってみました。
公式の対策
早速今日更新された Stinger の公式サイトによると、下記のような対策が示されていました。
- 記事下部に表示される2つの広告ユニットのうち後ろのユニットの表示を消す
- 1画面に入り込まないように後ろのユニットの表示位置を変更する
表示を消す方法は簡単で手っ取り早いと思いますが、PC閲覧時にも広告が出なくなるので(自分も含めて)少し寂しい思いをする方がいるかもしれません。
表示位置を変更する方法は、そんな後ろにずらしてまで広告残すことにこだわるか、と人の目線が気になるようなならないような。。
別の対策
では、せっかくPC閲覧時には問題無いのですから、それを生かしたままスマホ表示時のみ何とかする方法を取ってみます。
WordPress が持っている wp_is_mobile() 関数で表示切り分けをしてみることにします。( wp_is_mobile()はスマホからのアクセスか判定する関数です)
テーマの single.php 67行目辺りを次のように修正します。
[php]
<div style="padding:20px 0px;">
<?php if ( !wp_is_mobile() ): ?> ←追加
<?php get_template_part(‘ad’);?>
<?php endif; ?> ←追加
</div>
[/php]
修正前は 広告を表示する get_template_part(‘ad’); が常に読み出されていたので、wp_is_mobile()を条件に追加して、スマホからのアクセスではない場合にだけ表示するようにしてみました。
iPhoneから確認したところ、処理追加した部分には広告ユニットは表示されなくなり、1画面に広告が2つという状態はこの方法でも回避できた感じです。
いずれ近いうちに対応済みテーマがリリースされるとは思いますが、とりあえずその時まではこの方法で様子見をしておきます。
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