「嫌われる勇気」を読みました。

嫌われる勇気

お正月、実家へ帰省した時に目について面白そうだから持ち帰った「嫌われる勇気」を先日ようやく読んでみました。何気に結構話題になった本だったんですね。

「嫌われる勇気」というタイトルからは一見、周りに構わず好き勝手生きていけばいいんじゃないの的な乱暴な印象も受けかねませんが、実際読んでみると他者との比較ではなくいかに自分の価値観で生きることが大事か、というニュアンスに自分は感じました。

この本の土台になっているアドラー心理学では、「原因論」をはっきり否定し「目的論」を主張しています。普段生活していて気に入らないことってたくさんあると思いますが、何かの原因があってそういう立場になっているわけではなくて、自分ができていないことの逃げ道としてその状況のせいにしてるんだとバッサリ。今まで全然知らなかった考え方でもあるし、自分にも耳が痛い話であったりして、なかなかに衝撃的です。

他にも「人生は他者との競争じゃない」「承認要求を否定する」など、まるで自分が生きていく上でのモチベーションになっていたことと180度違うような思想を次々に示されたりもします。

この本に書かれていること全てをそのまま受け取れないし、言われるままに変わるつもりも無いのですが、こういった色々な考え方を知っておくことで、例えば今後自分が思うようにいかない場面に遭遇した時の心の拠り所として柔軟に利用していけるといいなあと思います。

この手の哲学的な本は今まであまり読んだことがなかったんですが、とっても新鮮な体験をさせてもらいました。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎, 古賀 史健
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ko31

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